ダナンからホイアンまで、路線バスの旅。

旅行

ダナンに滞在してホイアンへ行く場合、ツアーを申し込むと50ドル以上かかりますよね。

ところが路線バスなら、100円くらいで行けちゃいます。

あ、ランチは付いてないですが。

ホイアンって?

ホイアンは、ベトナム中部のトゥボン川河口に、16世紀ごろ栄えた古い港町です。

当時は江戸幕府の鎖国により途絶えるまで、日本とも交易がありました。

朱印船のころですね。

当時の日本人たちが建設した橋が、「日本橋」と呼ばれ有名です。

その後、大型船舶の停泊が可能なダナンに交易港としての機能が移されますが、当時の風情を残した一画は「ホイアンの古い町並み」としてユネスコの世界文化遺産に登録されています。

旧暦14日の満月の夜、19:00から21:00くらいの間は、民家も商店も電灯を消し、街中のランタンを灯す「ランタン祭り」が行われます。

ダナンからホイアンへ路線バスで行くには。

ダナンからホイアンへは、路線バスでの移動が可能です。

バス停は街のあちこちにありますが、下の写真中段のように、”01:DÀ NÃNG‐HOI AN”と書いてある停留所が、ホイアン行きのバス停です。

また前後ウインドウの上部に①と書かれているバスが、ダナンとホイアンを往復しているバスです。

ダナン中心部だと、ハン川の西岸がバスの経路ですが、ハン川沿いは一方通行で、ホイアンへは南に向かうので、川から1ブロック西側の南行きの路線でバス停をさがします。

ダナン大聖堂前のバス停がわかりやすいかと思います。

ダナン大聖堂は、ピンク色のかわいい教会で、名前のわりにはポップな建物です。

フランスの植民地だった1923年の建築物です。

付近には、ハン市場などもあり、出発前に時間をつぶすにはいいかと思います。

時刻表のようなものは無いようなので、待ってみるしかありませんが、グーグルマップによると、だいたい20分間隔くらいで運行しているようです。

乗車時に、特にチケットや乗車券のようなものはありません。

乗車後、黄色いシャツを着た車掌さんに直接、現金で支払います。

ダナン~ホイアン間は16,000ドンなのですが、車掌さんに乗車賃を聞くとぼったくられますので、1人なら20,000~30,000ドンくらい、2人なら50,000ドンを黙って渡しましょう。

ぼったくられると言うと聞こえが悪いですが、地元の方でも、お年寄りや本当に貧しそうな方以外は多めに払っているようです。

道路が空いていれば40分から50分くらいでホイアンに到着です。

ホイアンのバスターミナルから、古い町並みまでは、徒歩で15~20分くらいかかります。

日中はとても暑い日が多いので、こまめに休憩して行きましょう。

バスターミナルを降りると、バイクタクシーのドライバーが待ち構えています。

彼らはとても観光客慣れしていて、料金をふっかけてくるので、交渉が面倒な場合は早々に立ち去りましょう。

普通に5ドルとか言われます。

ホイアンからダナンへの帰り道。

往路で降りたバスターミナルから、同じように①番の路線バスに乗ればO.K.です。

ホイアンは、夕刻暗くなってランタンが灯りはじめてからも美しいのですが、バスは夕方17時台で終わってしまいますので注意してください。

最終バスを逃してしまった場合、タクシーを使うことになると思いますが、うまく交渉しないとやはりぼったくられます。

旧市街区画にはタクシー進入禁止になっていますので、区画外でタクシーを探すことになります。

地図上で北か西に歩いて旧市街を出た通りがつかまえやすいです。

タクシーは緑色のマイリン(Mai Linh)か白いビナサン(Vinasun)という比較的大手のタクシー会社を選んだほうがいいです。

ダナン中心部でしたら20USDまたは、400,000~500,000VNDくらいを覚悟して、乗車前に交渉しましょう。

メーターで走ってもらったほうが割安かもしれませんが、暗くなって遠回りされても注意できない場合は気を付けないといけません。

1人旅だと高くなってしまいますが、数人の旅行でしたら割安かと思います。

降車時は必ずホテルのエントランスで降りましょう。

ホテルの従業員が近くにいれば、万一の支払い時のトラブルも避けやすいです。

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