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はじめての単焦点レンズ、ニコン【AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G】を手に入れた。

カメラ

ぼくが持ってるカメラは、ニコンのD5600というカメラなんですけども。

このカメラ、ダブルズームキットで購入したので、18-55mmと70-300mmのレンズを持っています。

でも、カメラのことを調べると、単焦点のレンズがいいとみんなが言っているわけです。

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焦点距離って何?

単焦点とは、焦点距離が一つという意味だということですが、わかりにくいですね。

簡単に言うと、ズームできないレンズです。

では、焦点距離って何なんでしょう。

焦点距離とは、レンズから、映像をキャッチするセンサーまでの距離です。

レンズからセンサーまでの距離が遠いと、望遠鏡のように見える範囲が狭くなりますが、遠くが見やすくなります。

また、逆にレンズからセンサーまでの距離が近い場合は、眼鏡をかけたときのように広く、近くがよく見やすくなります。

この撮影できる範囲の角度を画角と言います。

ズームレンズの場合は、レンズの位置を動かし、その焦点距離を変えることで、撮影できる範囲を変えることができます。

レンズのボディの中には、複数のレンズが入っていて、ピントを合わせるときにも一部のレンズが前後に動いているので、簡単に言うとですが。

単焦点レンズは、焦点距離を変えるために動かすレンズと機構がないレンズということになります。

ズームレンズのほうが偉いんじゃないの?

ということで、

焦点距離が長い=画角が狭い=撮影できる範囲が狭い=望遠

焦点距離が短い=画角が広い=撮影できる範囲が広い=広角

ということですね。

では、両方で使えるズームレンズの方が凄いのか、ということになります。

ズームレンズはレンズのボディ(鏡筒といいます。)の中に単焦点レンズよりもたくさんの枚数のレンズが重なり合っています。

そのため、単焦点レンズよりも取り込む光のロスが発生します。

光を多く取り込めるレンズを「明るいレンズ」と言いますが、より明るいレンズは高価なものになるため、明るく写るズームレンズも高額になります。

単焦点レンズは、レンズの枚数が少なくて済むため、小さく軽いまま、ズームレンズよりも明るく写るレンズを比較的安価に作ることができます。

明るいレンズ(f値が小さいレンズ)はよくボケます。

レンズの内部には絞りというものが入っています。

絞りというのは、重ね合わせた何枚もの羽のような板を動かすことで、眼球の瞳孔のように光の入る量を調節するものです。

レンズに書かれているf/1.8などの数値は、レンズの絞りというものを開放したときの数値です。

この数値を最小として、f1.8・f2・f2.8・f4・f5.6・・・といったようにレンズの絞りを調整することができます。

この数値が小さいと、ピントの合う奥行きの距離の幅(被写界深度といいます。)が、小さくなり、ピントの合っていない場所が多くなるので、背景や前景がよくボケた写真が撮れます。

そんなわけで、ニコンのDX用の35mmを購入しました。

明るさを示す値で、開放f値という言葉が使われます。

センサーに写る画像の明るさの単位なのですが、小さいほうが明るく写るレンズということになります。

今回購入したレンズは、AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gというレンズなのですが、このf/1.8という部分が開放f値です。

キットレンズの18-55mmレンズは、AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRというレンズなので、この場合、18mmで使用時にf/3.5、55mmの画角のときにf/5.6まで暗くなるということです。

なんだかとっても明るく写りそうじゃないですか。

ボケた写真も面白く撮れそうです。

18-55mmズームレンズを使っていたのですが、ぼくの撮影状況ではズームを使用することが少なかったので、最初に購入するレンズとして、広角レンズと、この35mmで悩んでいたのですが、広角はまだしばらくズームレンズの18mm側にまかせて、こちらの購入を決めました。

休日のお出かけが楽しみです。

ではまたね。

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